記録

主に観劇の記録。

OMG(梅棒)

1/16(土) 、1/20(水)、1/22(金)、1/30(土)

新年一発目の観劇。

元々3公演分チケットを取っていたのですが、結局4回見ました。

「クオリティが高い」とか「泣ける」とか、そういう舞台っていっぱいあるけど、そういうのを超えて、例えばどこか気になるポイントがあったとしても、「楽しかった」という気持ちが全てを押し流してしまうような舞台というのが私は好きです。

OMGは正にそういう舞台だったと思います。

前説~フリースローで舞台と客席が一体となり、そのまま息もつけないような勢いで一気に駆け抜け、最後の『Ode to Joy』で最高にハッピーになれる。

カオスだけど、カタルシスがある。

こんなに本気で楽しいと思える舞台は久しぶりでした。

 

以下、役/出演者ごとのメモを。

※当パン掲載順、敬称略

 

ジョン・ストックホルム / 鶴野輝一

フリースローチャレンジで登場した時点でぐっと心を掴まれました。やついさんがアフタートークでおっしゃってましたが、やってることをよくよく考えたら確かにダメ男。でも本編中はついつい応援してしまう。すさまじいキラッキラの主人公オーラでした。

 

マイケル・モーガン / 楢木和也

『LIFE』で見せる切ない表情と力強いダンスに感動。マイケル、いい奴だなぁ……『Bad Day』~『終わりなき夜』の流れも良い。しかし一番印象に残ってるのは、『紅』での真顔です。置いていかれてる感があまりにもリアル。そしてなんだかだ言って乗せられるところが本当にいい奴。最高でした。また体を張る楢木さんが見たい。

 

ラリー・フォード / 天野一輝

ラリーのザ・メガネキャラ感、とても好きでした。『LIFE』で走り出す時のやるせない表情に涙。感情を爆発させるようなキャラじゃないからこそ、滲み出てくるものが心にしみました。あと、鬼。閻魔様をはたいて捌けさせる時の容赦のなさ、笑いました。

 

カール・ファローン / たかりん

とにかく隙が無い。初日に見た時あまりにも隙が無くて、2回目どこかに隙があるんじゃないかと必死に探しましたが、やっぱりありませんでした。ただ素敵なだけでした。指の先まで完全にカール。一つ一つの動きが完璧で、群舞中も目が離せない。ギャングを足止めする時のソロが可愛くて格好良くて最高。バスケ部の中で一番ダンスが好みでした。ラリーとお幸せに。

 

ダコタ・サニング / Sun!!

『Live While We’re Young』で、部員一人一人とアイコンタクトをとる姿になぜか涙が出ました。笑顔も踊り方も元気いっぱいで可愛い。プレゼントが上手くいかずショックを受けてゴリラみたいな歩き方してても可愛い。天使の時の歌声も可愛い。二次元から出てきたという表現がぴったりの美少女。

 

スカーフェイス” / 遠山晶司

最初に振り向いた時のインパクトが半端ない。格好いいのになぜか笑える。今回もエネルギッシュなダンスが印象的でした。でも何よりも印象に残ったのは『紅』の殺陣。完全にコメディシーンなのに殺陣が早い。長物の扱い方がめちゃくちゃ格好いい。だから逆に笑ってしまう。次回公演でもぜひ殺陣を。

 

“The Enforcer”・ナッティ / 飯野高拓

クマに走り寄る時とダコタちゃんに恋しちゃった時の笑顔があまりにも良すぎてそれ以外書けません。本当に、良すぎました。あんなに幸せそうな笑顔を見たことがない。いくらでもクマをあげたい。ダイナミックシートで見てみたかった。

 

“Machine gun”・マクレーン / 五十嵐結也

『Driver’s High』から徐々に愛着が湧き、最終的には舞台上にいるだけで何だか楽しい気分になりました。でも踊るとめちゃくちゃ格好いい。その場をホームに変える力が半端ないと思いました。閻魔様の一挙一動にあんなに拍手が起きるのは、五十嵐さんだからこそだなと。

 

アシュトン・タッチャー / 櫻井竜彦

イロモノだらけの登場人物の中で、びっくりするほど真っ直ぐ。アシュトンを櫻井さんが演じていたからこそ、OMGに一本芯が通ったのではないかと思います。今まで失敗ばっかりだったアシュトンが、最後ばしっとゴールを決めた後に見せる笑顔がめちゃくちゃ良かった。

 

ハナエ・グレース・モリッツ / 田中英恵

アメリカンセクシー美女の押し売りという感じ、大好きです。立ってるだけで面白い。『I want it that way』で階段上るところとか最高に面白い。「Yeah~」の最高に良い笑顔も面白い。『セロリ』のパリピっぷりも面白いしロバートにキレる姿も面白い。しかし、ずっとアニメ的なテンションで行くわけでは無く、ストーリーが進んでいくにつれてドラマが見えてくる。ギャップが素敵。

 

ロバート・イ・ヨーピ / IYO-P

出てきた瞬間、なんだこの格好いい人は!と思いました。電話を取るだけで格好いい。「そのうち裏切りますよ」感丸出しのひょこひょこした適当な捌け方も格好いい。そして何よりもダンスがめちゃくちゃ格好いい。『FAINT』のソロパート、心の中でめちゃくちゃ拍手してました。あとTAROのチケットを取りました。

 

ルーシー・リョー / 池田遼

回を重ねるごとに女性らしさがどんどん増して、30日にはもう女性にしか見えませんでした。動きがめちゃくちゃ柔らかくて綺麗だし表情がめちゃくちゃ可愛い。そして殺陣はどんどんキレがよくなる。『Into Free -Dangan』の蹴りが美しかった。

 

デロリス・ザン・カルティエ / ザンヨウコ

間の取り方が面白すぎる。台詞ないのに台詞が聞こえました。ドラマががっつり見えるからこそ逆に笑ってしまう。すごい。そして衝撃的な黒塗りメイクに対して恐ろしいほど素直で澄んだ歌声。歌謡ショー的な歌い方をしても、変な癖がないから聞きやすい。嫌味にならない。デロリスの優しさが伝わりました。

 

キャシー・ナオミー / 小板奈央美

この毒は一体何だろう。とにかく強烈に美しい。目が離せない。ダンスも顔もスタイルも美しいと思って見てたら歌声も美しくて度肝抜かれました。『Bad Day』で最初にデロリスが倒れた時、いつも強気なキャシーが不安を隠すことができない様子に泣けました。あと顔芸。すごい。

 

ウェンディ・チェリー / 早瀬さくら

『Bad Day』 の時、一生懸命笑ってる姿がとても印象的でした。デロリスのためにも私が笑ってなきゃって思っているように見えて、切なかった。なのに。『紅』での爆発っぷり。回りがあれだけ暴れてるのになぜか一番暴れていた印象が。キャシーが洗濯バサミの紐をもったいつけながら少しずつひっぱってたのに横からブチっといくのが本当に好きでした。ずるい。

 

ダニエル・ヒロムストーン / 工藤広夢

とんでもない化け物が出てきちゃったなと思いました。あのエネルギー量であのクオリティ。すごい。2回目に見た時は歌の時の発音にちょっと変な癖があるなと思ってましたが、3回目には完璧に直ってて、やっぱりただの化け物だったなと思いました。本家10回ぐらい見てるけど、30日の『終わりなき夜』が一番泣けた。

 

ヒコティック・ヒコノヒー / ひこひこ

初日の客入れパフォーマンスが始まったとき、「客演さん一人で放り出すの!?」とびっくりしたのですが、全くもって無駄なびっくりでした。客席との距離の詰め方の上手さたるや。フリースローが全然決まらず客席の空気が怪しくなってきた時、あそこまで完璧に立て直したのは感動。あと『紅』の最後、吸い込まれるマイムが圧倒的にプロで面白かったです。

 

裏方さん表方さんを含めて、良い座組なんだろうなというのが見ているだけで伝わってきました。 うーん。もう一回見たい。こんなに短い期間でこんなに同じ作品を見たのは初めてでしたが、それでももう一回見たい。新年早々こんなに楽しい作品に出合えるとは。10月のグローブ座は同僚とかういっぱい連れていきたいと思いました。